不動産売却には、不動産会社に依頼し買い手をさがしてもらう「仲介」と、不動産会社が物件を買い取る「買い取り」があります。

不動産の売却は、まず査定をします。

査定とは、その物件の状態や条件、近隣の相場などをもとに物件の価格を算出します。
自分の不動産の価値を把握するためにも、早い段階で査定を受けることは大切です。不動産会社に頼めば無料でやってくれますし、インターネットの一括査定サイトなども活用しましょう。

ただし、不動産会社が無料で査定をするのは、媒介契約をとるため。査定結果を説明しながら「ちょうどこの物件にぴったりなお客様がいます！」と言ってきたら、十中八九は嘘です。そうですかと聞き流し、お引き取りいただきましょう。
この「お客様がいます」は見込み客獲得の撒き餌だと思ったほうが良いです。

それでも食い下がるようなら、具体的にどういうお客様がいるのか聞いてみるのもありです。
そう言われて「当社に売却を任せていただけるのであれば、ご紹介できます」と言ってきたら、それは「両手仲介」狙いです。
逆に「もちろんです！」と答えたら、本当にお客様がいるのかもしれません。
「両手仲介」にこだわらず、売主がどこの不動産会社と媒介契約を結ぼうと、物件を買いたいお客様を喜んで仲介してくれます。

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