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不動産コラム

売却

査定を不動産会社に依頼する

査定には「簡易査定(机上査定)」と「訪問査定(詳細査定)」がある

査定とは、売却したい物件を様々な角度から調査し、売却できそうな価格を算出することです。

【簡易査定(机上査定)】

簡易査定とは、物件を直接見ずに行う査定です。立地や築年数、面積、近隣の類似物件の取引事例、公示価格、路線価などの情報をもとに、売却できそうな価格を算出します。最近主流のインターネットでの一括査定も、この簡易査定と同じ査定方法で算出します。

査定を依頼する際は、必ず複数社に依頼するようにしましょう。3~5社くらいに依頼すれば、ある程度の相場が見えてきます。大手不動産会社から地域に根強い中小企業など、バリエーションを意識して依頼してみると良いでしょう。その後、簡易査定の結果をもとに、2~3社に絞って訪問査定を依頼します。

【訪問査定(詳細査定)】

訪問査定とは、担当者が現地に赴き、実際に売却する物件を見て行います。物件固有の状態をもとに精度の高い査定ができるため、売却の前には必ず行います。
訪問査定の際には、下記のものが必要になります。

■戸建て・マンション共通
・間取り図
・権利用
・住宅ローンの残高証明
・固定資産税の納税通知書
■戸建てのみ
・測量図
・建設業者への支払金額のわかるもの
■マンションのみ
・耐震性
・仕様
・分譲時のパンフレット

こうした書類があると、担当者が物件のことを深く理解することができるため、結果高額売却につながることを期待できます。

【査定後のセールスにはご注意を】

現在主流のインターネットの一括査定サービスは、築年数や面積・住所などを入力するだけで簡単に査定額がわかるので、是非活用しましょう。
しかし、不動産会社が無料で査定を行うのは、媒介契約を獲得するためなのです。査定後に、「お客様がいます!」とウソのアピールなど、しつこいセールスに悩まされることが多々あります。

査定を依頼したからといって、契約する義務はまったくありません。その会社や担当者に少しでも不信感を感じるようであれば、はっきりと断りましょう。

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