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不動産コラム

売却

ご売却に際しご用意いただく書類

不動産のご売却に際しては、必要となる書類が複数あります。事前に把握の上、徐々にご準備いただければ不動産売却をスムーズに進められるはずです。

1.取得時の書類一式

不動産売買契約書や重要事項説明書など、ご売却する不動産を購入されたときの書類一式をご用意ください。取得時期や不動産会社にもよりますが、取得時の書類は「契約書ファイル」などと印字された厚手のファイルにまとめられていることが多いものです。

  また、ご購入時の各種領収書はご売却時の減税にも役立つものですので、引き渡し時までにご用意されておくと良いでしょう。

2.取得時の関連書類

マンションなら分譲時のパンフレット、一戸建てなら設計図書・検査済証などの書類もご用意ください。
ただし、これらの書類は中古物件を購入された場合、当時の売主様より引き継がれていない可能性もあります。見つからない場合は、その旨を不動産会社に伝えましょう。

3.住宅性能評価書など不動産の価値を証明する書類

比較的新しい物件であれば「住宅性能評価書」や「検査報告書」「耐震基準適合証明書」など、不動産のスペックを評価する書類があるかもしれません。これらの書類の存在は物件の付加価値となり、売却金額が上がる要因ともなりえますのでぜひご用意ください。

4.管理費・修繕積立金・駐車場代などの費用がわかる書類

マンションでは、管理組合から毎月徴収される費用があるはずです。これらの費用は物件の広告物にも掲載するため、ご売却前に徴収される項目と金額がわかる書類をご用意ください。

5.町内会費がわかる書類

町内会に属している一戸建ては、町内会費がわかる書類をご用意ください。

6.インフラ設備の維持管理費

浄化槽や私道の利用がある一戸建ては、インフラ設備の維持管理費用がかかっているはずです。これらの費用がわかる書類もご用意ください。

7.固定資産税・都市計画税の明細書

毎年5月頃、固定資産税・都市計画税の納付書が送付されているはずです。直近のものをご用意ください。

8.住宅ローンの償還表

不動産のご売却に際して、住宅ローンの残債を確認する必要があるため、ローンの償却表をご用意ください。繰り上げ返済などしている場合には、直近の残債を金融機関に確認しておくとベストです。

9.権利証

不動産の所有権を証明する書類です。ちなみに、最近では「登記識別情報」という書類に変わっています。

◆気持ちの準備も大切

書類の準備も大切ですが、ご家族の気持ちの準備をされておくことも非常に大切です。できれば、ご両親など近しい間柄の方ともご売却の意向を共有しておかれることをオススメします。

ご売却中には、内覧対応などでご家族のストレスがたまることもあるかもしれません。そんなときにも、ご家族でご売却を目指す気持ちを共有しておかれると乗り越えられるものです。書類の準備のみならず、是非ご家族一丸となって満足のいく売却を目指す〝心構え〟もご準備ください。

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