不動産売却には、不動産会社に依頼し買い手をさがしてもらう「仲介」と、不動産会社が物件を買い取る「買い取り」があります。

買い取りをした物件は、リフォーム・リノベーションをし再販したり、土地を分割し分譲地として売りに出します。
買い取りは、価格交渉がまとまり次第すぐに成約となるため、短期間で不動産をお金に変えることができます。また、契約不適合責任も負わずに済むため、売却後の心配もありません。 ただし、買い取り価格は相場の60～70％程度になることを承知しておきましょう。

買い取りには、一般の人が買うには大きすぎる土地など、最初から不動産業者を対象に販売活動を行うことがあります。
その際、不動産仲介会社の担当者にリベートが入る買い取り業者を優先的に推してくることも珍しくありません。リベートを手に入れるためには、複数社に物件を紹介したかのように見せ、「その中で一番良い買い手です」と嘘の報告をする担当者もいます。

担当者が何社に物件を紹介し、結果はどうなのか報告を求めて比較検討しましょう。

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