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不動産コラム

売却

仲介会社の役割

今回は「仲介会社の役割」についてご紹介します。

仲介会社を通じて不動産売買を行うと、仲介手数料が必要となりますよね?

そうですね。仲介を依頼すると仲介手数料がかかります。

仲介手数料を払っても仲介会社を通すメリットって何ですか?

手間を省けることはもちろんですが、取引の安全性や、公平性を担保することです。まず、売却をしようと思う物件について調査をしなければなりません。ですが、何を、どこで、どのように調査しなければならないのか分かりませんよね?

確かに良く分からないです。

次にその調査を元にして、不動産の査定を行います。

相場は、路線価やチラシに載っている物件からおおよそ分かりそうな気がします。

路線価の他にも、公示地価などが公表されていますが、路線価は相続税の計算のための価格であり、公示地価も実際に売買される金額とイコールにはなりません。また、土地の形状や向き、規模などの査定に重要なポイントは考慮されていません。チラシなども、売り出している価格であって、実際に成約した価格ではないことが多いです。

その時点での物件の適正な価格はなかなか簡単には分からないですね。

そうですね。次に売却をスタートして不動産を買いたい方はどのように物件を探されるでしょうか?

ん~、ネットを見て探す方が多いのではないですか?

そうですね。最近は特に、インターネットでポータルサイトを見て探す方が多いです。ポータルサイトに掲載するには費用が必要となってきますし、個人ではそこに掲載することができません。

そうなんですか。買いたい方を探すために費用がかかっているんですね。

少しでも多くの方に物件をしってもらい、希望者を見つけることが重要です。ですので、チラシ等の紙媒体でも販売活動をしています。

確かに不動産の広告はよく目にしますね。

さらに、購入希望者が見つかった時、公平な条件交渉をするには、専門家の第3者が必要です。条件がまとまると契約前に、宅地建物取引要綱に基づき、購入者に重要事項説明が必要ですし、売買契約には様々なことを想定した、約款や特約も必要です。

先程の調査で分かったことや、取引条件に付いて記載されている書類ですね。

購入者の多くが、住宅ローンを利用すると思いますが、ほとんどの金融機関は必要書類に重要事項を必要書類としています。

購入する方の為でもあるんですね。

そうです。その他にも、抵当権が設定されている場合の抹消手続き、変更や所有権移転登記といった、登記を依頼する司法書士の依頼や、諸々の調整など、引き渡しに向けて多くの手続きが必要になっていきます。

それは専門家が必要となりますね。

不動産を取り扱う宅建業者には免許が必要ですし、その従業員には国家資格である、宅地建物取引士の有資格者の人数が定められています。売却成功に向けて、専門家である仲介会社にご依頼することをおすすめいたします。

分かりました。ありがとうございます。

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